uniq-matsushita

記事一覧(6)

第1回アイデアソン 株式会社umari 代表取締役 古田 秘馬 様

5月29日(火)に第1回アイデアソンを開催しました。今回は、株式会社umari 代表取締役 古田 秘馬 様をゲストにお迎えし、キックオフスピーチをして頂きました。キックオフスピーチの要旨をこちらでもご紹介させて頂きます。「観光地作り」ではなく、「関係地作り」 新しいものを創造することを手がけてきた。色々となことをやってきたがその一つが「丸の内朝大学」。これまでに延べ2万人が受講。朝の時間に学ぶ場を作ろうと、朝の時間帯、丸の内エリアで使われていない会議室を活用するところから始まった。結果として、コミュニティが生まれ、人と人とが繋がるきっかけとなった。 「何も作らない、何も壊さない」を基本としている。ある物を違う角度から見ることで新しい物が生まれる。目の前にある課題ではなく、その奥に潜んでいる課題、そもそも論として課題を考えることが大切。 「丸の内朝大学」では、これまでに50以上の地域と連携して、「観光地作り」ではなく、「関係地作り」をしてきた。多くの観光は一度訪問したらそれで終わりだが、地域との関係を作るきっかけを提供すれば繰り返し何度も訪れるようになる。「グローバル」と「コミュニティ」 地域創生にも取り組んでいる。大手広告代理店がマスメディアを使って発信しているが、我々は地域がメディアになるという発想。キリンビールさんとは、地域のプロデューサー作りをするプロジェクトを行なっている。 グローバルの反意語はローカルではなくコミュニティだ。グローバルビジネスの基準では、砂浜にある小さな小屋は不動産価値ゼロ。だけれども、サーファーにとっては大切な小屋だったりする。ローカルにグローバルのビジネスを持って行っても結びつかない。 コミュニティに核ができると、色々なことができる。キリンビールさんとのプロジェクトでは、ビール会社が旅行会社になってもいいのではないかということで、「ビア ツーリズム」を立ち上げた。いろんなことが観光に繋がる。物見遊山のように、観光として観光に行こうという観点だけではもったいない。

第3回観光戦略研究会 元観光庁長官(初代) 本保 芳明 様

6月13日(水)に第3回観光戦略研究会を開催しました。今回は、元観光庁長官(初代)で、現在は首都大学東京客員教授、UNWTO駐日事務所代表、観光庁参与としてご活躍の本保芳明様を講師に迎え、「東京の観光政策について考える」をテーマに講演頂き、その後、参加企業の皆さまと議論を行いました。講演の中で本保様は、外国人訪問客数のデータに基づく観光における東京の位置付けは「ソウルやニューヨークに並び、パリを射程圏内に入れた状態」と上位層にあり、日本の観光行政については「国際的に見ても“観光行政のベストプラクティス”になっている」と評価されました。今後、東京の更なる観光活性化を実現していくためには、「東京の魅力であるライフスタイルを核に、強いリーダーシップと深い知見に基づく政策の実現が必要」であり、先進的な取り組みとして京都市の事例を紹介されました。その上で、日本は「これまでソースマーケットであったが、今後はディスティネーションマーケットになってくる」と指摘し、より魅力的なマーケット創出の為に「産官学が連携し、対話の場を設けていくことが重要」とお話されました。講演終了後のQ&Aセッションでは、参加企業より各社の取り組み事例をご紹介頂いた他、参加者からは「災害や防災と言った点で海外からの旅行客に対応する街づくりが重要となっている」(ディベロッパー)との指摘や、ホテルの客室単価上昇により投資回収期間が早くなっていることから「ホテルへの投融資環境が改善している」(メガバンク)との感想があり、活発な意見交換がなされました。

第2回観光戦略研究会 株式会社JTB代表取締役会長 田川 博己 様

5月17日(木)に第2回観光戦略研究会を開催しました。今回は、株式会社JTB代表取締役会長田川博己様を講師に迎え、「ツーリズムで世界を変える!」をテーマに講演頂き、その後、参加者の皆さまと議論を行いました。田川様は、1948年東京都生まれ。1971年慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社日本交通公社(2001年株式会社ジェイティービー、2018年株式会社JTBへ社名変更)入社。別府支店で一般営業はじめ外国人旅行客の旅行手配、斡旋等を担当され、本社国内旅行部では企画、契約業務を担当されました。その後、数々の要職を歴任され、2014年代表取締役会長に就任。事業ドメインを旅行業から交流文化事業へと進化させ全国各地の地域活性化に取り組む傍ら、経済産業省、観光庁主催の研修や大学の講義を通して観光産業に係る人材の育成に力を注いでいらっしゃいます。また、観光分野のダボス会議と称される国際会議を主催するWTTC(世界旅行ツーリズム協議会)の副会長としてもご活躍されていらっしゃいます。今年の3月には『観光先進国をめざして』(中央経済社)をご出版され、1970年代の初めから見てこられた日本のツーリズム産業の歴史と、 JTBの100年にわたる歴史とを重ね合わせながら、これからのツーリズム産業のあり方をご提言されています。講演の中では、「ツーリズム産業を取り巻く世界の潮流」、「ポストオリンピックにおける旅行会社の役割」、「求める人材像」を中心にお話し頂き、国際観光ランキング4位と躍進したものの個別項目の「自然的資源」関連の順位が低調で改善の余地があること、MICE・ユニークベニュー・SDGsの取り組み・ICT整備が観光先進国に比べてまだまだ遅れていること、日本各地のDMOの課題等を、データやこれまでのご経験を踏まえてご説明いただきました。求める人物像としては、果実を刈り取るだけの「稲刈人」ではなく、高い実務執行能力で事業をつくる「田植人」、そして新しい発想力で事業を切り開く「開墾人」と力説されました。また、ライフスタイルの中での「旅」の位置づけを衣食住の後に「旅」ではなく、「旅は人生、人生は旅」であり、「旅」を分母に衣食住を考えてみて欲しいと呼びかけられました。

観光戦略プロジェクト、はじまる

 公立大学法人首都大学東京(理事長:島田晴雄)は、平成30年4月1日より都市課題戦略機構 観光戦略プロジェクトを立ち上げ、初会合となる第1回観光戦略研究会を4月18日に開催しました。 会合では、島田理事長よりプロジェクトの趣旨と内容などについての説明があり、参加した18の企業・団体の代表者との意見交換を行いました。 プロジェクトは「観光戦略研究会」、「実践観光学習・見学会」、「アイデアソン」の3層となっており、これらを融合させながら、新たな観光の構想と次代をクリエイトする人材の育成を推進する計画です。 次回の観光戦略研究会は、株式会社JTB代表取締役会長田川博己氏をお迎えし、「ツーリズムで世界を変える!」と題して、講演をしていただく予定です。乞うご期待ください。<参加企業>(順不同)森ビル株式会社 / 森トラスト株式会社 / 三菱地所株式会社 / 三井不動産株式会社 / 住友不動産株式会社 / 東京急行電鉄株式会社 / 株式会社みずほ銀行 / 株式会社三菱UFJ銀行 / 株式会社三井住友銀行 / 株式会社電通 / クラブ・コンシェルジュ株式会社 / 三宅坂総合法律事務所 / スタンダードトランザクション株式会社 / 株式会社先端バイオ医薬研究所 / Zens株式会社 / 株式会社シェアウィング / Virgin group株式会社 / 一般社団法人こども食堂支援機構

新たな観光を創造したいチャレンジャー募集

 公立大学法人首都大学東京は、観光戦略研究プロジェクトを発足させ、意欲ある人々を糾合し、東京を世界でもユニークな観光都市にするために、総合的な取り組みを開始することにしました。 その中で意欲と活力のある方々をとくにお招きしたいのは”アイデアソン”です。これはベンチャーを志す人々が、自由で、オープンで、真剣な、発表や議論や実験などをつうじて切磋琢磨し、これまでになかった新しいアイデアや事業モデルを創り出す場です。私たちは、その活動に参加したい方々を募集します。学生さんでも、社会人でも、気持ちが若く、挑戦心に溢れた方々の参加は大歓迎です。 参加される方々に情報と知識を学び、現場を実感して戴くため、本研究プロジェクトでは、観光の専門家の講義、東京で創造的な開発を進めている企業の現場見学の機会も提供しますが、とくにアイデアソンでは、ユニークなブルーオーシャンを創造して活躍しているベンチャーの方々も招いて、直接議論し、切磋琢磨する機会を用意します。 東京は先進国では世界最大の都市であり、文化、歴史、食、景観、娯楽などで世界でも最も多様な観光資源をもった都市ですが、この情報化時代、世界の人々の心をさらに捉える魅力を磨き創造する余地が限りなく残されています。未来志向の皆さんの参加を得てその夢を実現していきたいと思います。どうぞふるって応募ください。【アイデアソンの概要】・開催日 毎月1回平日18:30〜20:30 直近開催日 5/29(火)6/20(水)・開催場所 新宿駅周辺・目 的   ❶スタートアップ企業と「新しい観光」を構想 ❷観光に関する起業マインドを持った人材の育成(次代を担う起業家をデザイン)・参加者   ❶スタートアップ起業家 ❷応募者 ❸その他企業有志等【応募要項】・対象 若い情熱を持った学生・社会人・募集時期 随時・課題の提出 現状の日本の観光産業について、あなたの問題意識をA2枚程度のレポートにまとめて提出してください。なお、問題意識がわかる内容であれば、映像等で提出いただいても構いません。・応募方法 ❶氏名(ふりがな)、❷年齢、❸略歴をメール本文に明記の上、「課題」を添付して、応募してください・選考 アイデアソンへの参加に際し、提出いただいた課題をもって、選考を実施します。合格者には事務局から連絡を致します。【申し込み先・問い合わせ先】公立大学法人首都大学東京 都市課題戦略機構事務局 toshikadai@jmj.tmu.ac.jpアイデアソンへの参加を呼びかけている企業株式会社umari(プロジェクトデザイン)/スタンダードトランザクション株式会社(ブロックチェーン)/株式会社先端バイオ医薬研究所(バイオテクノロジー)/81plus株式会社(ブランディング、IoT)/ヘルスデータ・プラットフォーム株式会社(ヘルスケア、ビックデータ)/株式会社MATCHA(訪日観光プラットフォーム)/Zens株式会社(民泊運営代行)/株式会社シェアウィング(社寺体験・お寺ステイ・宿坊)/自然電力株式会社 (自然エネルギー)/ウェルスナビ株式会社 (資産運用ロボアドバイザー)/virgin group株式会社(ソーシャルビジネス)/一般社団法人こども食堂支援機構(こども食堂)